【Audible×子育て】スタンフォードが中高生に教えていること

聴く読書

この「スタンフォードが中高生に教えていること」は、中学生や高校生のお子さんがいるお父さんお母さんにはもちろん聞いていただくとためになると思いますが、私としてはぜひ

これから子育てをはじめる親御さん

に聴いてほしい!

と思っています。

私は、この作品を聴いて

今までの子育てにおいて当然の常識と思っていたこと

その常識が覆りました!

そのためこれから子育てをスタートされるお父さんお母さんがこの作品内で言われている世界基準の教育方法を知っておくと

日々の子供への接し方や子供自身の成長も変わっていくはずです

特にこの作品の序章で語られている

その教え方が子供をダメにする ~恐ろしい8つの常識~

のところだけも良いので多く子育て世代に聴いていただきたいです。

スタンフォードが中高生に教えていること

作品名:スタンフォードが中高生に教えていること

著者:星 友啓

出版社:SBクリエイティブ

本の長さ:264ページ

Audibleの再生時間:5時間2分

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この本から得られた学び

私がこの作品を聴くきっかけになったのは、何気なくテレビを見ているときに偶然この著書である星先生が出ていたことに始まります。

星先生は今アメリカで注目されているスタンフォード大学・オンライン・ハイスクールの校長として活躍されています。

スタンフォード大学・オンライン・ハイスクールとは、

オンライン高校であるにもかかわらず、ニューズウィークによる「STEM教育に力を入れる高校ランキング2020」で全米ベスト3

2020年には全米高校ランキング「Niche」の進学校で1位

と全米の親たちが最も子どもを入れたい学校となっているそうです。

8つの誤った常識


星先生は本作品の中で、

親や教師が当たり前のようにやっていることが逆に子どもの主体性を奪っている

として、以下の8つの誤った常識に警鐘を鳴らしています。

私は現在子育てをしているお父さんお母さんにこの8つの誤った常識だけでも知ってほしいと思っていますので以下に簡単にまとめておきます。↓

【誤った常識1】:成果や能力をほめる

→ 逆に向上心が下がってしまう

褒めることは諸刃の剣で、褒めるポイントを注意したほうが良い

と本作品内では言われていました。

その理由としては

・子供の成果や現在の能力や知性をほめると、賢いという自分に貼られたラベルが傷つけられてなくなってしまうことを恐れ、今のレベル以上のことにチャレンジする意欲が無くなってしまう。

そのため成果や能力をほめると結果的に、子供の自信ややる気をそいでしまうことにつながってしまう。

・褒める時は努力や積極的に学ぶ姿勢をほめるのが良い。

→努力や学ぶ姿勢をほめると、もっと難しいことに挑戦する意欲が出てくるので、

子供の持続的な学びを育むことが出来る。

この誤った常識1の詳細は本作品内でも紹介されていたコチラの本を参照ください。↓

マインドセット「やればできる! 」の研究

【誤った常識2】:手取り足取り丁寧に教える

→ 学びが浅くなり、探求心が削がれる

手取り足取り教えると、子供が興味をもって探求したり、主体的に学ぼうという気持ちをつぶしてしまう可能性がある。

教え方が丁寧であればあるほど、子供がその知識やスキルを身につけたと満足してそれ以上そこから学ばなくなってしまう恐れがある。

教えることの危険性として、

教える側の視点や考え方によって教わる側の思考を制限してしまう可能性がある。

教える時は新しい知識やスキルを身に着けさせることが出来るが、その際は子供に複数の視点や考え方があることを意識させることも重要。

【誤った常識3】:評判の教材や勉強法で学ばせる

→ 才能もやる気も潰してしまいがち

誤った常識2にもつながることですが、子供に特定の学びを無理やり押し付けるとうまくいきません。

大事なのは子供のニーズや主体的な学びの姿勢。その子供に合っていなければ学ぶ欲求や才能をつぶしてしまう可能性がある。

評判の教材や勉強法で他の子供に結果が出ていても、必ずしも自分の子供に結果が出るとは限らない。

学習方法自体を子供の方にフィットさせることが大事

自分の子供にフィットしているかどうかの判断は、すぐに結果は出ない。

その学習方法でポジティブな変化があったり、子供に積極的な姿勢が出ているとフィットしていると言える。

定期的に子供の学習方法を見直していくのが良い。

【誤った常識4】:得意な学習スタイルで学ばせる

→ 脳科学に反する行為で記憶が定着しにくい

それぞれの子供に合った学習スタイルで学ぶことは良いと思われがちだが、実は、成績にはつながっていない。

さまざまな学習スタイルで学ぶ方が記憶の定着が良くなり、学習効率が上がる

【誤った常識5】:ストレスをさける

→ 人間のDNAに逆らって余計ストレスの悪影響が出る

最新の研究では適度のストレスが記憶力や集中力を上げる効果があると言われているそうです。

ストレスを避けることではなく、ストレスとうまく付き合っていることが大事

詳しくは、本作品内でも紹介されていたケリー・マクゴニガル先生の

スタンフォードのストレスを力に変える教科書

をご覧ください。

【誤った常識6】:テストで理解度や能力を測る

→ 最高の学びのチャンスを逃してしまう

テストの結果は親の収入や、ストレスマネジメント、その日の体調、テストへの慣れ具合

などに影響を受けると言われています。

最新の脳科学によると

テストは最高の学びのチャンスを生み出す道具

になるそうです。

その理由としては

テストは今までの記憶を呼び起こす → 高い学習効果を得られるカギになる

からです。

そのためこれからは

テストは学びを評価する道具ではなく学びを生み出す道具にする。

という意識でこれからテストを活用していくのが良い。

テストを自分の学習に生かすコツも本作品では語られてたので参考にしてください。↓

〇テストを自分の学習に生かすコツ

  1. ちょくちょく何を学んだかを思い出すテストをしてみる
  2. 学んだことを思い出しながらまとめる癖をつける
  3. 学ぶ前にこれから学ぶことの診断テストを行う
  4. テストや思い出し練習が長期的な記憶や学習効果の向上につながる

【誤った常識7】:同じ問題を反復練習させる

→ スピードが上がっても思考力は下がる

反復練習は理解力や思考力は育たない。

そして柔軟な考え方や違った視点で物事を考える力は育たない。

早くできることとじっくり考える力を育てるのは脳科学的に別

と言われており、数学を例にして考える力を身につける方法を以下のように語られていました。

〇考える力を身につける計算問題の解き方

  • ドリルから20問同じような問題を解くのではなく、5問だけを選びそれぞれの問題を4つずつ違う解き方で解いていくイメージ
  • 一つの問題を違う方法で解くことで柔軟な考え方を身につける
  • 常に違ったやり方を模索する考え方や心の習慣を養うことが出来る

【誤った常識8】:勉強は静かに1人でやらせる

→ 脳の半分は休止状態のまま

学習には他人とのコラボが超重要

他人との会話や共同作業をつかさどる脳の領域「社会脳」を活性化することにつながる。

思考や行動の制御をする領域の発達にもつながる。

そのため一人での勉強も大事だと思いますが、他人とかかわりながら学習すると脳にとっても良いそうです。

社会脳を育てるための方法は本作品内では以下のように語られていました。

〇社会脳と学習の関係

  • 他人に教えるために勉強するのが学習効率を上げるためには効果的
  • 実際に他人とコラボしなくても、頭の中で他人を想定して学習するだけでも記憶力が上がる

つまりたとえ一人で勉強していても他人を意識して勉強するだけでも社会脳は育っていくそうです。

脳って面白いですよね!

ちなみにですが脳に関しての最新知見は

Audibleの「BRAIN DRIVEN」がとても面白かったです。

モチベーション、ストレス、クリエイティビティについて最新の脳科学的に基づいて解説しています。脳科学に興味を持たれた方はおススメです。↓

BRAIN DRIVEN ( ブレインドリブン ) パフォーマンスが高まる脳の状態とは

Audibleなら様々なジャンルの本を聴くことが出来ます。

そのため気になることがあれば、その関連の本がないかを検索しすぐに聴くことが出来ます。

読むよりも敷居は低いので難しそうな本でもとりあえず聞いてみると案外面白かったりします。

私はすっかりAudibleにはまっています。↓

哲学の大切さ

この作品を聴いて改めて興味を持ったこと

それは哲学です!

スタンフォード大学・オンライン・ハイスクールでは高校では珍しく哲学を必修科目としています。

本作品の中で哲学の重要性は以下のように語られていました。

哲学の営みは物事の根本や前提を問い直し考察すること

にあります。

そして現在は自分の世界観にとらわれずに物事を考えていくのが大事

ということから、

哲学を学ぶことで、それぞれの分野の世界観や前提をしっかり考察し、ゆるぎない自分の価値観を模索していく力を身につけることが出来るというのです。

私はその通りだなぁと素直に哲学の重要性を再認識しました。

本作品内では、親が哲学的ロールモデルになる方法についても語られていました。

〇親が子供の哲学的ロールモデルになるレシピ

大事なのは探求批判立証の3つ

1)探求

  • 物事を知ろうと探求の姿勢を持つこと
  • 何か疑問に思ったらすぐに調べて考えることを習慣化する
  • 忙しいからと言って調べることを後回しにしないことが大事
  • 毎回正確な見解を得ることは難しいかもしれないが、インターネットや辞書などである程度の情報を得て話し合うことを習慣化する
  • そのような親の姿勢を見ることで子供も自然と探求の姿勢が身についていく

2)批判

  • 学んだことを批判的に考える姿勢
  • 該当する考え方や主張がどのような前提に立っているか?
    それらと反対の立場はどのようなものか?
    自分はどちらの立場をどのような理由において主張したいのか?
    こうした疑問に沿って考えていくことが大事
  • 反対の立場から問いを立てて考えていくことで批判的な思考を深められる

3)立証

  • 自分の主張や考え方を立証していく姿勢
  • ただ自分の考えを根拠なくただ伝えるだけでは他者との相互理解や問題解決の機会を逸してしまう
  • 何かを自分自身で無批判に信じ込むことは誤解や不都合に繋がりかねない
  • 自分の主張や考えの根拠は何なのか?反対意見にどのように答えられるのか?
    批判的思考は自分の考えや主張を構築するために必要と同時に、すでにある自分の考え方や主張を立証するためにも必要な思考プロセス

この探求、批判、立証の精神を意識して哲学ライフを楽しむ。

機会を許す限り私たち自身がそうした姿勢を大事にして、子供と一緒に考えていくことが哲学的ロールモデルになるためには大事

と言われていました。

私は今後この哲学的ロールモデルを大事にしていこうと思いました。

話は脱線しますが私は受験勉強の時に倫理の勉強をして、哲学にとても興味を持ちました。

その当時大学受験のためにまさにこの作品で語られていた誤った常識で、一人で黙々と詰め込み勉強の反復練習をしていました。

そのときの勉強の息抜きになっていたのが哲学の勉強でした。

私は理系志望だったのですが、当時のセンター試験の勉強で文系の科目も受験するにあたり、試験直前の10月くらいから倫理の勉強を始めました。

日本史や世界史の勉強と違い、倫理の教科書は各哲学者たちのかっこいい名言があちこちにちりばめられていました。

そのため読書好きの私にとって倫理の教科書は読んでいるだけで楽しかった記憶があります。

そしてその当時、倫理の教科書の中の哲学の世界は、数学や物理の反復練習を行っている私にとってまさにオアシスのような存在でした。

結局私はそのときのセンター試験は失敗し国立大学をあきらめることになったのですが、理系の科目も含めて一番点数が高かったのがなんと試験直前に勉強を始めた倫理でした。

それだけ私の頭の中では哲学がおもしろく記憶の定着につながったのかもしれません。

大学受験が終わった後も私の哲学熱はしばらく覚めることはありませんでした。

高校時代は貞子でおなじみの「リングシリーズ 」などの小説が大好きだった私ですが、

大学受験後は全くジャンルの異なる「 ソフィーの世界 」のハードカバーを購入し、夢中で読んでいた記憶があります。

社会人になってからはビジネス書などを中心に読むようになったので哲学とはすっかり接する機会が無くなっていました。

この作品を聴いて私の中で再び哲学を勉強したいと思いました。

そのためAudible内に良い哲学作品はないかと探していると、

ありました!

私の哲学オススメAudible作品はこれです!

史上最強の哲学入門

です。

この作品は哲学者を格闘家と見立てて時系列に分かりやすく哲学の考え方を語っているので、とても面白かったです。

特に比喩表現がうまい!

と思いました。

現代の私たちに馴染み深いものに例えて各哲学者の考えを語っているので頭に入りやすかったです。

このような作品が私の受験勉強中にあればもっと哲学にのめり込んだんだろうなと思わせた良質な作品です。

興味を持たれた方がいましたらぜひ聴いてみてください。

Audible × 子育て まとめ

今回はAudibleの「スタンフォードが中高生に教えていること」から得られた私の学びをまとめてみました。


【誤った常識1】:成果や能力をほめる

→ 逆に向上心が下がってしまう

→ 褒める時は努力や積極的に学ぶ姿勢をほめるのが良い

【誤った常識2】:手取り足取り丁寧に教える

→ 学びが浅くなり、探求心が削がれる

→手取り足取り教えると、子供が興味をもって探求したり、主体的に学ぼうという気持ちをつぶしてしまう可能性がある

新しいことを教える際は子供に複数の視点や考え方があることを意識させることが重要


【誤った常識3】:評判の教材や勉強法で学ばせる

→ 才能もやる気も潰してしまいがち

→ 定期的に子供の学習方法をみなしていきながら、学習方法自体を子供の方にフィットさせることが大事

【誤った常識4】:得意な学習スタイルで学ばせる

→ 脳科学に反する行為で記憶が定着しにくい

→ さまざまな学習スタイルで学ぶ方が記憶の定着が良くなり、学習効率が上がる


【誤った常識5】:ストレスをさける

→ 人間のDNAに逆らって余計ストレスの悪影響が出る
→適度のストレスが記憶力や集中力を上げる効果があると言われているため、ストレスを避けることではなく、ストレスとうまく付き合っていることが大事

【誤った常識6】:テストで理解度や能力を測る

→ 最高の学びのチャンスを逃してしまう

→ テストは今までの記憶を呼び起こすので、高い学習効果を得られるカギになる

そのためテストは最高の学びのチャンスを生み出す道具


【誤った常識7】:同じ問題を反復練習させる

→ スピードが上がっても思考力は下がる

→ 一つの問題を複数の違う方法で解くことで柔軟な考え方を身につけることができる。


【誤った常識8】:勉強は静かに1人でやらせる

→ 脳の半分は休止状態のまま

→学習において他人とのコラボすると「社会脳」を活性化することにつながり、

思考や行動の制御をする領域の発達にもつながる

私はこの作品を聴き、「誤った8つの常識」にとても驚きました!

その中でも特に私は誤った常識7の反復練習をすることに関しては驚かされました。

私の高校受験や大学受験の頃はそれこそ反復練習を繰り返して勉強をしていました。

その当時を今振り返って思い返してみると、確かに私は反復練習を繰り返していたので見たことあるような問題は対応できましたが、考えさせる問題は苦手でした。

私はこれからの勉強においても問題の解き方を覚える意味では反復練習は必要だと思います。

本作品で星先生は

早くできることとじっくり考える力を育てるのは脳科学的に別

と言っていますので、

我が子が算数をやり始めた際は、反復練習だけではなく考える力を育てるための練習も一緒に取り組んでいきたいと思いました。

日本の教育においてはここで挙げられていた誤った常識が、常識となっている部分が多いと思いますが、国として学校自体をすぐに変化させるのは難しいと思います。

しかし家庭内での親子の接し方は今日からでも変えられるはずです。

私はこの作品を聴いて今までの常識にとらわれすぎていたことが分かりました。

これを機会に今後は何事においても新しい良き方法があれば、従来の方法にこだわりすぎず積極的に試していきたいと思いました。

今回のAudible作品

スタンフォードが中高生に教えていること

この作品は今回紹介した「誤った8つの常識」以外にも子育ての新しい知識が盛りだくさんなので、私は定期的にこの作品を何度も聴きなおしては参考にしています。

今回の記事をきっかけにこの作品に興味を持ってくれた方がいましたら、まずはAudibleの無料体験をしてみてください。

この作品を聴くためだけでも無料体験する価値は十分ありますよ。↓

Audibleについて詳しくはこちらへ↓

【子育ての救世主!】隙間時間には聴く読書Audible(オーディブル)

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