【Audible×子育て】2歳から12歳の脳がグングン育つ!論理の力

聴く読書

この作品は幼児期のお子さんをもつすべての親御さんにぜひとも聴いてほしい作品です。

この作品を聴くことで

・幼児期から論理を学ぶ必要性

・なぜ12歳までの教育が大事なのか?

・これからのAI時代に必要な力の身に着け方

など現在進行形で子育てをしている親御さんにぜひとも知ってほしい内容が満載です。

特に出産前や直後などこれから子育てをはじめる親御さんにはこの作品内で語られている内容をぜひとも知っていただきたい!

そのように思っています。

私はこの作品と出会えてよかったです。

少しでも興味を持たれた方がいらっしゃいましたらぜひAudibleの「2歳から12歳の脳がグングン育つ!論理の力」を聴いてみてください。

2歳から12歳の脳がグングン育つ!論理の力

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作品名:2歳から12歳の脳がグングン育つ!論理の力

著者:出口 汪

出版社:水王舎

本の長さ:240ページ

Audibleの再生時間:3時間7分

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この作品との出会い

この作品を聴こうと思ったのは前回の記事にも書きましたが、

オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る」がきっかけです。

オードリー・タンさんはこの作品の中で、これからのデジタルと向き合っていくにはプログラミング思考を学んでいくべきとおっしゃっていました。

それ以降私は、AI時代に必要な学習方法について考えるようになりました。

今回の出口汪さんの作品との出会いは、そんな私の考えの中で出会ったAI関連のAudible作品「AI時代に勝つ子・負ける子」の中で、出口汪さんの存在を知ったことです。

「AI時代に勝つ子・負ける子」はさまざまな著名人がAI時代に必要な力を語っているAI時代に必要なことを知る上ではとても参考になった良い作品です。

この作品の中で私は、

今の日本人は読解力が低下し、日本語を正しく読むことが出来なくなっている。
すべての教科を学ぶ上で読解力は全ての基本となる。
まずは読解力を身につけるべき

という考えを学びました。

そしてこの「AI時代に勝つ子・負ける子」の中で一番私の心に響いたのは、出口汪さんの考え方でした。

作品の中で出口汪さんは、

AI時代に必要なのは論理を身につけること

論理の習得は家庭の中で幼いときからやっておくべき

と語られていました。

そのため私はもっと出口汪さんの考え方を学びたくAudible作品を検索していたところ、本作品に出会いました。

関連Audible作品

〇オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る


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〇AI時代に勝つ子・負ける子

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この作品から得られた学び

まずこの作品の中で出口汪さんは

現在の日本の教育について断定的にズバズバと自分の考えを語っている様が聴いていてとても心地よかったです。

しかもその考えはまさに感情論や思い付きではなく、このタイトルの通り「論理」に基づき語られているのでとても分かりやすく理解しやすいものでした。

この作品を聴いて、私は子供には幼児期から論理を身につけさせないといけないと出口汪さんの論理にすっかり納得させられてしまいました!

この作品は、無駄な箇所はなくすべてが大事なことを語っていると私は感じました。

実際に聴いていただきこの作品で語られている重要性を多くの方に知ってほしいのですが、その中でも私が特に気になった点を以下にピックアップしていきます。

教育から学育へ

まず私が気になった点は、以前私もご紹介したスタンフォード大学・オンライン・スクールハイスクールの星先生の言葉が本作品内に紹介されていました。

概要としては

教育は先生が生徒に教えるもの

学育は生徒が自ら学び育つこと

これからは学育をしていくべき

自分で考えることが出来ない子は自ら学び育つことは出来ない

学育ができる子とできない子は高校に入る前に差がついてしまう

欧米では下位校でやっている詰め込み教育を日本では上位校でも行っている

そこが決定的に違う。だから日本の教育がどんどん遅れていってしまっている

海外で活躍をされている星先生の視点から日本の現状を見ているので、実際その通りなのでしょう。

日本に住む私としては悲しく思っていますが、現実は受け入れないといけません。

関連Audible作品

〇スタンフォードが中高生に教えていること

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脳は6歳までに80%発達し、12歳頃に完成する

12歳までの幼児童期にもっとも脳が発展する

この時期にどのような方法で何を学ぶかで子供の将来は大きく異なってくる

12歳までの教育 → 脳を育てる教育

12歳以降の教育 → 完成した脳に対する教育

この内容はとても重要だなと思いました。

現在4歳の我が子への接し方はしっかり考えていかねばと思いました。

幼児童期の接し方に関しては、別のAudibleになりますが、

親子で知的好奇心を伸ばすネオ子育て

はとてもいいなと思いました。

私には思いつかいようなさまざまな子育てのアイデアが満載でした。

このネオ子育ての中で語られているアイデアで我が家でもできそうなものはどんどん実践していこうと思っています。

興味を持った方はこちらもぜひ聴いてみてください。

関連Audible作品

〇親子で知的好奇心を伸ばすネオ子育て

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アインシュタインのアドバイス

アインシュタインが幼児教育について講演したテキストについて語られていた個所が気になりました。

アインシュタインの考える創造的な人間を育てる3つのポイント

ポイント1:早期な過度の外国語教育は逆効果

ポイント2:知識は少ない方が良い

ポイント3:受験は不要

これに対して本作品内で出口汪さんが語られていたそれぞれのポイントの要点をまとめました。↓

ポイント1:早期な過度の外国語教育は逆効果

母国語の能力以上に外国語は伸びないので、先に母国語を学ぶべき

ただし英語の音だけは幼児期から聞かせるのが大事 

ポイント2:知識は少ない方が良い

多くの知識を子供の時に与えてしまうと何も考えずにただそれを飲み込むことに集中し、脳が育っていかない。

最小限の知識であればそれを通して何とか物を考えるようになる。

これからの時代は記憶や計算はコンピュータの仕事と言われているが、

もちろん何も記憶しなくてよいというわけではない

検索してわかる知識をため込む必要はないが、ものを考える核となる知識は当然必要であり覚えるべき

ただ、ものを考える核となる知識は一生使うものなので

記憶ではなく理解して身につけるべき

ポイント3:受験は不要

せっかく脳を育てようという時期に試験のための特別な勉強をすることで、
脳の創造的な働きを阻害してしまうため

アインシュタインさんは当時から現代にも通ずる幼児教育の本質を見抜いており、やはりすごい方なのだなと思いました。

特にポイント2の

核となる知識は一生使うものなので、記憶ではなく理解して身につけるべき

というのは前回の記事でお伝えした「AI時代に生きる数学力の鍛え方」の考え方にもつながるなぁと思いました。

関連Audible作品

〇AI時代に生きる数学力の鍛え方

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右脳と左脳の育て方

新しい時代に活躍するために必要な右脳と左脳を育てるポイントは大きく二つ

ポイント1:論理的な言語

自動翻訳機やAIも論理的な言語ではないと理解できない

物事を理解するのも思考するのも人に伝えるのも論理的な言語によることが多い

ポイント2:創造力とそれに伴う感性

現実に存在するものの延長にあるものは全てAIが実現していく

それなら現実に存在しないことをイメージできる創造力が何よりも重要になっていく

創造力とそれに伴う感性を育てるには音楽や芸術が重要

この論理力や創造力を身につけることの重要性は

AI時代に勝つ子・負ける子」の中で様々な著名人も語っていました。

教科の枠に問わられずに学んでいくことが創造力を鍛える上では大事なので、さきほど紹介した「親子で知的好奇心を伸ばすネオ子育て」の草野さんのように子供とともにさまざまなことに興味を持ち深掘りしていくことが大事なのだと思います。 

子どもの脳を育てるのに一番大切なのは環境づくり

周りの環境が良くなければ子供の脳は成長しない。

今の幼稚園や保育園は子守の延長で脳を育てる教育はほとんど行われていないため、

親が環境を作るしかない。

それにはまず親がこれからの教育のことを知って勉強するしかない。

私は現在Audibleで子育て関連の作品を聴きまくっています。

その行動がここで言われている

親が勉強する

ことにつながっていると思っています。

Audibleのさまざまな子育て関連作品を聴けば聴くほど自分が無知であることも気づかされますし、新たな発見がありとても良い刺激になります。

知識だけ詰め込み頭でっかちにならないように、このブログを通して文章化することで自分の知識にし、その知識をもとに実際に行動もしながら自分の子育てにも生かしていきたいと思っています。

日本人が論理的思考を育てるには?

因果関係とは原因・理由と結果との関係

欧米人は何事も理由を説明するが日本人はほとんどしない。

それは日本の子供は察する文化があるので単語を言うだけでも相手に伝わってしまうため、

状況で判断し、いちいち理由を説明する必要がない

日本人の子供はすべてが何となく物事を処理してしまうため論理的思考が育たない。

答えありきではなく、「なぜ?」と自分で考えることが大事

この「なぜ?」と自分で考えることが大事ということは「AI時代に勝つ子・負ける子」でも複数の著名人が重要と考えています。

これから我が子は年齢を重ねるにつれて「なぜ?」が増えてくると思います。

そのときに親として一緒に「なぜ?」について向き合い一緒に考えていけたら良いなと思っています。

漢字は言語として習得せよ

幼児はまだ言語脳が発達していないので右脳を中心に漢字を習得する

漢字はもともと象形文字だったので、漢字を絵として認識する。

しかしそうした漢字を言語として習得するうちに左脳(言語脳)がバランスよく発達する。

小学校に入学するまでに小学校4,5年までの漢字を読めるようにすれば、幼児でも小学校4,5年生用の文章が読めることが可能になる。
そのことで語彙力だけでなく読解力や思考力も自然と身についていく。

漢字を言語として習得することの重要性はなるほどなぁと思いました。

我が子は以前の「ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ」の記事でもお伝えしましたが、現在図書館ブームが続いています。

そのため漢字を少しずつ覚えていくと読む本の幅が広がっていくので、これは今からでも実践していきたいと思いました。

関連Audible作品

〇ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ

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この作品の中では参考になった知識はまだまだたくさんありました。

一つ一つの内容は短くまとまっており、どこから聞いても学ぶことが多いため、

私はちょっとした隙間時間が出来た際は何度もこの作品を聴いています。

幼児期から論理を学ぶことの重要性を知りたい方は

ぜひぜひ聴いてみてください。

Audibleなら無料体験もできるためお試しで聴く作品としても良いと思います。

Audibleについて詳しくはコチラへ

我が家で今からできる論理力の育て方

私は影響を受けやすい人間なので、この作品を聴いて

『我が子にすぐにでも論理を身につけなければ!』

と思い、この作品内でも紹介されていた出口汪さんの作った「出口式みらい学習教室

」を調べてみました。

出口式みらい学習教室|2才から12才の子どもにこれからの時代に必要な「論理」の力を育みます (deguchi-mirai.jp)

とてもよさそうな内容でしたが、とても残念なことに我が家の近くには教室はありません。

しかもリモートオンライン教室もあるようでしたが、我が子の年齢で受講できるコースはなかったため学習教室に行くことは断念しました。

ただ出口汪さんの教えている論理の内容がどんな感じか知りたい。

と思ったので、何かいいものがないかと調べてみました。

するとありました。

はじめての論理国語

です。

この本の「はじめに」の中にも

本書は「出口の小学国語」の集大成でもあり、それと同時に進化版でもあります。

と書かれていましたが、まさに『その通り!』と思わせる素晴らしい内容の本でした。

このシリーズは小1レベル~小6レベルがあります。

私が購入した「小1レベル」では

ステップ1~ステップ10で以下のようなことが学習できます。

ステップ1:具体と抽象

ステップ2:対立関係

ステップ3:形容詞

ステップ4:5W1H

ステップ5:文の要点 ~主語・述語

ステップ6:文の構造を理解する

ステップ7:作文の基本

ステップ8:接続語記号問題

ステップ9:心情読解

ステップ10:クリティカル・シンキングの基礎

普段から日本語は意識せず使っているので、大人の目から見ると『そんなの当り前だよ』と思われる内容かもしれません。

しかし、いざこの一つ一つのステップを自分の言葉で説明しなさいと言われるとうまく説明することはできません。

この本はそのような論理の基礎を系統立てて幼児でもわかるレベルにまでかみ砕いて説明しているとても良き参考書だと思いました。

私は読書がとても好きでしたが、国語は嫌いであり苦手でした。

もしも私の子供時代にこのような参考書があったらもっと国語も好きになっていたかもしれません。

これから少しずつ我が子とこの本を使って論理について一緒に学んでいきたいです。

Audible×子育て まとめ

今回はAudibleの「2歳から12歳の脳がグングン育つ!論理の力」から得られた私の気づきや行動をまとめてみました。

  • 教育から学育へ
    いままでの教育は先生が生徒に教えるもの、これからは生徒が自ら学び育つ学育をしていくべき
  • 脳は6歳までに80%発達し、12歳頃に完成する
    12歳までの幼児童期にもっとも脳が発展するため、12歳までにいかに脳を育てる教育を行っていくかが大事
  • アインシュタインのアドバイス

ポイント1:早期な過度の外国語教育は逆効果
母国語の能力以上に外国語は伸びないので、先に母国語を学ぶべき
英語の音だけは幼児期から聞かせるのが大事 

ポイント2:知識は少ない方が良い
検索してわかる知識をため込む必要はないが、ものを考える核となる知識は当然必要
その核となる知識は一生使うものなので記憶ではなく理解して身につけるべき

ポイント3:受験は不要
せっかく脳を育てようという時期に試験のための特別な勉強をすることで、脳の創造的な働きを阻害してしまうため

  • 右脳と左脳の育て方は、論理的な言語と創造力、それに伴う感性が大事
  • 子どもの脳を育てるのに一番大切なのは環境づくり
    周りの環境が良くなければ子供の脳は成長しないので、親がその環境づくりを意識すべき
  • 日本人が論理的思考を育てるには?
    因果関係とは原因・理由と結果との関係
    答えありきではなく、「なぜ?」と自分で考えることが大事
  • 漢字は言語として習得すべき。
    小学校に入学するまでに小学校4,5年までの漢字を読めるようにすれば、幼児でも小学校4,5年生用の文章が読めることが可能になり、そのことで語彙力だけでなく読解力や思考力も自然と身についていく

ちなみにですが今回の作品の中で、出口汪さんは

ユヴァル・ノア・ハラリ氏の「ホモ・デウス」を例として挙げ、

近未来の人類について語られていました。

「ホモ・デウス」に関してはAudibleで聴くことが出来ます。

またユヴァル・ノア・ハラリ氏の前作「サピエンス全史」は、「多動力」の中であの堀江貴文さんも絶賛していましたし、本記事の中で私も紹介した「親子で知的好奇心を伸ばす ネオ子育て」の中で草野絵美さんはお子さんとサピエンス全史のマンガで一緒に勉強をしているそうです。

私もAudibleで「サピエンス全史」を聴きましたが、難しい箇所も多いですがAudibleは聞き流しながら大枠の内容が理解できるため長編ではありますが、オススメですよ。

良かったら聴いてみてください。↓

ホモ・デウス


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サピエンス全史


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漫画サピエンス全史

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多動力

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親子で知的好奇心を伸ばすネオ子育て

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今回の記事は以上です。

今回のAudible作品

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Audibleについて詳しくはこちらへ↓

【子育ての救世主!】隙間時間には聴く読書Audible(オーディブル)

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